“師匠”中畑監督とのカラオケ対決完敗も 試合で借り返したデーブ監督

2015年06月10日 16時00分

師弟対決となった中畑監督(右)とデーブ監督

 楽天は9日のDeNA戦(コボスタ宮城)に延長12回、3―2でサヨナラ勝ち。大久保博元監督(48)はDeNA・中畑清監督(61)との師弟対決第1Rを制すと同時に、前夜の“悔しさ”も晴らした。

 大久保監督が巨人時代の1993~94年に打撃コーチだったのが中畑監督で、大久保監督は「師匠」と呼んでいる。DeNAが仙台入りした8日、仙台市内で中畑監督と3連戦の健闘を誓い合う食事会が開かれた。2次会は当然のようにカラオケとなったが、関係者によれば「中畑監督がほとんどずっとマイクを握っていた」という。

 現役時代の1984年に親友・吉幾三作詞作曲のシングル「十和田丸」で歌手デビューしている中畑監督は、今年の春季キャンプでも「1人紅白歌合戦」を開くほどカラオケのレパートリーが多い。師匠を立てる大久保監督だけに、中畑監督の歌に合いの手を入れ続け「キヨシ・リサイタル」状態だったという。

 だがひとたびグラウンドに入ればそこは敵同士。両チーム一歩も譲らず勝ち継投をつぎ込み、延長12回4時間37分の死闘となった。最後は5日の広島戦(マツダ)前に気合の入らない練習態度を見せ、大久保監督自らがカツを入れたペーニャがDeNAの守護神・山崎康から3号サヨナラ弾を放った。

 マイク争いで完敗した前夜の“借り”も返した大久保監督は「(広島での)ゲキが良かったのかも」と最高の笑顔で球場を後にした。