阪神 和田政権初の「無風」株主総会へ一丸

2015年06月09日 16時00分

チーム好調で笑顔の和田監督

 阪神が8日現在、交流戦8勝3敗と好調だ。いつのまにか、セ・リーグ首位の巨人にも2.5ゲーム差に迫っており、このまま一気に突っ走りたいところだが、そんな虎は今、あることでも一丸となっている。それは和田政権初の…。

 

 8日、日本ハム戦が天候不良で中止となった阪神ナインは9日からのソフトバンク3連戦(ヤフオク)のため、福岡に移動した。ヤフオクドームは昨年の日本シリーズ以来となり、雪辱に期待がかかるが「リベンジするのは同じ舞台(日本シリーズ)でいい。いろんなものを抱えないで、真っさらな状態で試合に臨みたい」と和田監督。4連勝中とチーム状態は確実に上向いており「今日の中止はプラスとして捉えたい。とにかく一戦一戦という気持ち。それしかない」と話した。セ・リーグ首位の巨人にも2.5ゲーム差。そんな阪神内でここへきて言われているのが「和田政権初となる“無風”の株主総会にしようじゃないか!」だ。

 

 例年6月ごろに開催される阪急阪神ホールディングスの株主総会。阪神タイガースは必ずといっていいほど、そこで議題に上ってきた。ここ数年はちょうど開催時期にチームが不振だったことが多く、熱心な虎党の株主からは辛辣な声が飛び出し、過去には不振のベテラン選手が「不良債権」と言われたこともあった。2012年に和田政権となってからは毎年、何かしらの批判を受けており、昨季は「監督の采配で負けている試合が多い」とも…。これには「チーム全体のムードも悪くなる」と球団関係者はこぼし、他球団関係者からも「株主総会であんな叩かれて、テンションが下がるなんて阪神だけ。正直、かわいそうだよ。敵が多すぎる」と同情されていた。

 

 その株主総会が今年は16日に開催される。当初はチームが不振続きだったこともあり「今年は誰が批判されるのだろうか」(球団関係者)などと不安視されていたが、その日が近づくにつれてチームは上昇。そして「順位もリーグ、交流戦ともにいいし、不振の選手もいない。やり玉に挙げられそうだったマートンも調子を取り戻している。このままいけば無風でいけるんじゃないか」となり、ついには「無風にしようじゃないか!」となってきたのだ。