ソフトB 伏兵活躍の裏に工藤監督のニコニコ効果

2015年06月08日 16時00分

満面の笑みで選手を迎える工藤監督

 パ・リーグ首位のソフトバンクが7日の巨人戦(東京ドーム)に5―2で快勝。今季初となる同一カード3連勝で、今季初の5連勝を飾った。

 

 3試合いずれも伏兵が活躍してのG倒だ。この日の決勝打はプロ初本塁打を放った高田。前日6日の試合で適時打をマークしたのも川島と高谷で、初戦の決勝打も細山田だ。7番以降に座った非主力組が打のヒーローになった。

 

 昨季までは主力と控えの差が目立っていたが、今季はチャンスを与えられた野手が連日の猛アピールで貢献している。これにはチーム内から“工藤ニコニコ効果”との声が出ている。「監督が、とにかく明るい。あれだけ表情に出してやってくれたら、特に若い選手なんかは絶対にやりやすい。間違いなく大きいと思うよ。しっかりとチャンスも与えているし、そういったことが形になってきているということじゃないか」(チーム関係者)

 

 工藤監督に目立つのが試合中の笑顔だ。ビハインドの展開でさえニヤリとすることもあり、表情の豊かさは指揮官の中でも屈指だ。チームスタッフもこう証言する。「後ろでベンチの声を聞いていると“ちゃんと球を絞っていけよ!”とか、監督が一番声を出しているときがあるくらいだからね。選手も声を出さないわけにはいかないし、ベンチは去年以上に明るいよ」。若手組からも「チームの明るい雰囲気に乗ってきてくれている感じ。やりやすいですね」という声が出ており、工藤スマイルは選手の士気を高めている。

 

「負けが込んだらヘラヘラするなって声も出てくるだろうし、シーズン終盤にどうなるのかは分からないが、監督の言う楽しく真剣にという雰囲気づくりをしてくれている」(球団関係者)。これで貯金12になったソフトバンク。連覇に向けて視界良好だ。