テレビ朝日系「熱闘甲子園」の元キャスターでもある日本ハム・栗山監督が、6日の阪神戦で7回1失点と好投しながらも今季初黒星を喫した大谷について“甲子園が与えた試練”と解説した。
指揮官は「かわいそうなことをした。最低限の仕事はしているので何とか勝たせてあげたかったけど、まだ何か足りないというメッセージだと受け止めるしかない。甲子園で投げていることを(特別と)感じさせなかった部分は前に進んでいる感じがしたけど、ゲームの内容がまだダメですよ、と甲子園が言っているような気がする」と話した。
花巻東時代、2度にわたって甲子園の土を踏むも未勝利。昨年6月18日に、8回1安打無失点で白星を挙げたが、大投手になるために再び試練を突きつけられたという解釈を加えた。
また、開幕からの自身の連勝が7でストップした大谷は「それは全然気にならない。自分のピッチングができなかったということではないし、その中で1点取られて負けただけ。(7回に5失点した5月22日の)ソフトバンク戦より価値のあるゲームだった」と意味のある1敗にどこか充実感を漂わせた。
日本ハム・栗山監督 大谷初黒星は“甲子園が与えた試練”
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