日ハム上沢が明かす大谷の知られざる“鬼の横顔”

2015年06月06日 11時00分

阪神戦が中止となり、笑顔で練習する大谷

 ソツのない優等生のイメージが強い日本ハム・大谷翔平投手(20)の知られざる“鬼の横顔”がひとつ明らかになった。


 証言の主は4日の広島戦(マツダ)で7回2失点の好投を見せ4勝目(5敗)を挙げた上沢。大谷の1学年上で公私ともに仲のいい上沢は時に弟分の大谷を「くそガキ」呼ばわりしてその裏の顔を暴くなどしてきたが、今回は一転?尊敬すべきセルフコントロールの達人として参考にしたいという趣旨で、後輩の素顔に言及した。


 というのも、上沢はここ7試合で1登板ごとに負け、勝ちが交互に入れ替わる安定感のない登板を繰り返してきた。厚沢投手コーチが「球自体は問題ない。意識の問題」というように妥協を許さず物事を突き詰めるタイプの上沢は、自身で「負けた翌日はめっちゃ落ち込みます。ようやく2日目に切り替えられますけど、負けた次の登板までの1週間はそれを引きずってしまう」とメンタルコントロールに苦しんでいる。


 そんな上沢によると「翔平はまだ負けてないですけど、自分の投球ができなかった直後はほんとヤバイですよ。(ベンチの)裏で暴れてますからね。その時だけは誰も手をつけられない。でも、だから切り替えはうまい。翌日に引きずることはないんです。自分にはできないことですけど、それがいいのかもしれませんね」。


 今季でいえば、負けこそつかなかったものの、7回に一挙5失点と自滅し3点のリードを守れず降板した5月22日のソフトバンク戦(札幌ドーム)が、大谷がベンチ裏で大暴れした“場外乱闘日”だったようだ。


 その大谷は5日、今季ここまでの登板8試合を振り返り「特にこれがいいというのはまだない。結果の割に調子は良くない。夏場に向けて上げていきたい。(不満の理由は)ここ一番での制球。どうしても中に入ってしまうので外れるなら外れた方がいい。しっかり注意していく」と6日、登板予定の阪神戦(甲子園)へ冷静に課題を語っていた。