“フル回転”広島・緒方監督のパンクが心配

2015年06月05日 16時00分

肩を落とす緒方監督

 広島が4日の日本ハム戦(マツダ)に3―6で敗れ3連敗。先発・野村が2点のリードを守れずに6回6失点でKOされた。緒方孝市監督(46)は「最少失点で我慢して集中力を切らさずにいってほしかったが…。疲れが出てくる時期かもしれないが、辛抱強く次の1点を防ぐ投球をみせてほしい」と苦言を呈した。

 これで借金は今季最多タイの「8」。後のない状況が続く赤ヘルだが、そんな中、心配されているのが指揮官の“フル回転ぶり”だ。12球団で3番目に若いだけに体調面は問題ないように思えるが、そのストイック過ぎる行動が心配の種となっている。

 というのも、本拠地でのナイター試合の際は朝9時には球場入りし、その日対戦する先発投手を始め敵チームの分析のために膨大な量のVTRを自らチェックする。さらに、チームが失速傾向の最近は試合後も数時間、その日のゲームを見返したりするため帰宅は日付が変わってからということもしばしばだ。

 寸暇を惜しんで分析するほど勝利への執念を燃やしているということだが、周囲は「今がチームにとって大事な時期ではあるのは確かだが、いくら若い監督でもこのペースでいくと体に無理が来てしまうのではないか。最近は顔色も悪いときもあるし、多少は他のスタッフに任せてもいいのでは」(チーム関係者)といつか“パンク”してしまうのではないかとヒヤヒヤしているのだ。そんな問題も吹き飛ばすほどのV字回復といきたいところだが…。