マートン 退団説まで浮上した“ベンチで謎の笑み”

2015年06月05日 16時00分

ベンチで何やら薄ら笑い…。大丈夫か

 阪神は4日のロッテ戦(甲子園)に3―0と勝利し、借金を1にした。今度こそ勢いに乗りたい虎だが、そんな中、気になるのは開幕から打撃不振が続くマット・マートン外野手(33)。球団内では「シーズンが終われば、辞めないか心配」との何とも物騒な声までささやかれている。

 この日のマートンは2併殺打など4打数無安打。55試合が終了した4日現在、打率2割4分5厘、17打点。昨季14本だった本塁打は、いまだゼロだ。「決していい状態ではないが、ずっと悪いわけでもない。その打席、その打席で波があるかなと感じている」と和田監督は話したが、そんなマートンについて、球団内でささやかれているのが「シーズンが終わった時に辞めると言わないか心配でいる」との物騒な声だ。

 球団関係者はこう言う。「今年のマートンは昨年までと違って、やる気があるのか、ないのかよくわからない。守備や走塁の時はしっかり守ったり走ったりしているのに、打席では心ここにあらずという感じで明らかに身が入っていないことがある。今年は審判のストライクゾーンがまちまちで選球眼のいいマートンは不満もあるんだろうけど(原因は)それだけじゃない感じ」

 打順に不満がある、ともみられている。マートンは5月20日の巨人戦(甲子園)から3番を任されているが、4月下旬から5月初旬までは6番。ある選手は「マートンは表向き“(打順は)自分が決めることじゃない”と言っていたけど、だからといって納得していたわけじゃなかった」と証言した。

 さらに、マートンの精神面を不安視する声もある。「(不振で)自分にあきれているのかわからないけど、ベンチで打てない時、たまに笑っているんですよ」(別の選手)。これも昨年までにはなかった“光景”とのこと。4タコに終わったこの日の試合後も、なぜか満面の笑みを浮かべ、これまた謎のスキップまでしながらロッカールームに引き揚げた。

 いったい、どうしたのか。いずれにせよ、マートンの調子がこれでは周囲も困惑するばかり。球団内から出た「退団説」を吹き飛ばす活躍が望まれるが、果たして…。