オリックス糸井深刻「やめよう、野球の話は…」

2015年06月05日 16時00分

この日、3タコに終わった糸井

 オリックスは4日の巨人戦に0―1で敗戦。福良監督代行としての再スタートも足踏みが続き、6連敗で借金は18にまで膨らんだ。心配なのはキャプテン・糸井嘉男外野手(33)だ。この日はオリックス移籍後、初めて6番で出場。「状態がよくないし、少しでも楽なところで」(福良監督代行)との配慮だったが、3タコに終わり、打率は2割2分1厘にまで降下した。

 そんな糸井に、チーム内からは「キャプテンとして選手にひと声かけてほしいところだが…」との声が聞かれる。森脇監督が今季から主将に任命し、言葉よりも練習に取り組む姿勢などでチームをけん引してくれることを期待。実際、ナインは試合後に一心不乱にバットを振り続ける糸井の姿に感銘を受けていたが、今は森脇監督の電撃休養に誰もがこれ以上ないショックを受けている非常事態。それだけに、ここはこれまでのように姿勢だけでなく、言葉や直接的なアクションを、となっているのだが…。

「(打撃不振もあって)やはり余裕もないんだろう。普段は何も言わず、背中で引っ張るのは大切。でも、巨人の阿部やヤクルトの宮本(現評論家)にしても、チームが危ない時には言葉でもみんなをまとめていた。糸井が尊敬する稲葉(現評論家)だってそうだろう。キャプテンマークの意味は重いと思うよ」(チーム関係者)

 監督休養の責任を強く感じ、この日の試合後は報道陣に「やめよう。野球の話は…」とだけ話した糸井だが、このままズルズル低迷を続けるわけにもいかない。周囲は今こそ本来のキャプテンシーを期待している。ナインを鼓舞してほしいところだ。