中日・若松駿太のお手本は黒田、金子、摂津

2015年06月03日 16時00分

 中日の3年目・若松駿太投手(20)が2日の西武戦(ナゴヤドーム)に先発し、6回3安打無失点の好投でプロ初勝利をマークした。2012年のドラフト会議で7位指名を受け、福岡・祐誠高から入団した右腕は「粘って投げることができた。本当にうれしい。最高です」とにっこり。谷繁監督は「6回130球で6四死球もあって、それでよくゼロで抑えたなと。粘り強く、走者を出しながらも投げていた。これをきっかけにレベルアップしていってほしい」と目を細めた。

 

 直球の球速は130キロ台ながらチェンジアップ、カーブなどの変化球で緩急をつけた投球が若松の武器。「僕とタイプが似ている(ソフトバンクの)摂津さんを参考にしながらカーブを投げています。チェンジアップは、直球と同じ腕の振りでバッターを惑わせている(オリックスの)金子さんをイメージしている」という。

 

 4月18日の広島戦(マツダ)で投げ合った黒田からも学んでいる。「あの試合で打席にも立って黒田さんの球を感じたことはいろいろ財産になった。真っすぐでも動いていたし、全球種が低めに集まっていた。これが僕に求められている投球だと思った。今日は相手が西武打線で、初球からどんどん振ってくると思って、黒田さんの投球を意識して丁寧に低めに投げていった」

 

 チームの3位浮上に貢献した若松。黒田、金子、摂津の球界を代表する3投手を手本にさらに飛躍を目指す。