巨人の19歳左腕・田口麗斗がおよそ1か月ぶりの一軍マウンドでの“一発快投”を誓った。首痛で登録を抹消された菅野に代わり、2日のオリックス戦(東京ドーム)での先発が急きょ決定。5月4日の広島戦(マツダ)以来となる左腕は「ファームでいろいろ悩んだ1か月だった。今、ようやく(状態が)上がりつつある。そういう段階で呼んでもらえた。ファームでやってきたことがどうこうではなく、打者と戦うことを第一に投げたい」と意気込んだ。

 尾花二軍投手総合コーチから「(フォームが)グチャグチャなときこそスローモーションになれ」とアドバイスされ、ゆったりした投球フォームを意識し、質を高めてきた。「5回までいってくれれば十分」と語った斎藤投手コーチを、いい意味で裏切ることができるか。