広島・福井がラグビー日本代表から“変化球のヒント”学ぶ

2015年06月02日 10時00分

力投する福井

 広島・福井優也投手(27)が31日のオリックス戦(京セラ)に先発し8回途中1失点で4勝目(1敗)を挙げた。4年ぶりとなる交流戦白星に「ストライク先行でいけたのがよかった。普段はあまりやらない相手だったので、強気にいけた部分があった。打線に打ってもらって勝ちが付いているので感謝したい」と笑顔を見せた。

 

 早くも昨季に並ぶ勝ち星となった右腕がお手本としているのがラグビー日本代表・五郎丸歩(ヤマハ発動機)だという。精密機械のようなキックで得点を量産し、“スーパーブーツ”の異名を取る五郎丸を特集するテレビ番組を偶然見た。もともとラグビーに興味があったわけではないが「キックでボールを曲げるときに足や体は正面を向いたままだった。ピッチングでも変化球を投げるときに曲げようとするあまりに体勢を崩してしまってダメなボールになるときがあったが、無理に変化させようとせずキャッチャーに向かっていく意識でいいと感じた」と、五郎丸の超絶キックから変化球を投じる際のヒントを得た。

 

 それが効果テキメンで本来の武器である直球に加えて今季は変化球も安定。この日もスライダーやカーブでカウントを稼ぎ、オリックス打線を封じることに成功した。

 

 競技は違うものの、早大の先輩でもある五郎丸のプレーを参考に勝ち星を積み重ねている福井。「いろいろと勉強になることがある」と今後も“五郎丸キック”を見本にしていくつもりだ。