左前腕部の炎症で二軍調整中の巨人・内海哲也投手(33)が28日、イースタン・ロッテ戦(浦和)に先発し、5回2失点、被安打7、3四球、2奪三振だった。

 四球や安打で毎回走者を背負う苦しい展開で、初回と2回、4回のピンチはいずれも併殺打で切り抜けたが、3回に連打で1点を失い、5回は3連打を浴びて追加点を許した。

 内海は故障明け最多の106球を投げたことを「収穫」としたものの、「要所でいい球を投げられたが、一軍だったら確実に打たれたボールもあった」と反省。岡崎二軍監督は「100球だったら6回、7回はいってほしかった。ただ(一軍から)呼ばれてもコンディション的には問題ない」と話すにとどめた。