野球の独立リーグ「ルートインBCリーグ」の富山GRNサンダーバーズは25日、公式サイトで近鉄や巨人で活躍したタフィ・ローズ(46)との契約が合意に達したと発表した。

 近鉄時代の同僚である吉岡雄二監督が指揮を執るサンダーバーズに、選手兼任コーチとして加入するローズは「吉岡と富山のチームと契約ができ、6年ぶりに日本に戻れてうれしい。ニッポンイクゾ! ヨッシャ!」とのコメントを寄せた。

 1996年に近鉄に入団したローズはその後、巨人、オリックスと渡り歩き、日本での13年間で通算464本塁打(歴代13位)を記録。タイトルも本塁打王に4回、打点王に3回輝いた。2001年には当時のシーズン最多本塁打記録に並ぶ55本塁打をマークしている。

 2009年のシーズンを最後に現役を引退し、今回は6年ぶりの現役復帰となる。