カープ芸人とドラえもん声優が語る「広島愛」

2012年09月22日 20時00分

 恋する気持ちに変わりなし――。初のクライマックスシリーズ(CS)進出を目標にしていた広島は、15年ぶりのAクラス入りが絶望的となった。しかし、熱烈な鯉党はまだまだ奇跡を信じて全国各地からエールを送り続けている。そんなカープファンを代表して、ドラえもんの声優・水田わさびと「カープ芸人」としても注目を集めるお笑いコンビ、ザ・ギースの尾関高文が本紙で緊急対談。“鯉する”チームや急上昇中のカープ人気への熱い思いを語った。(9月21日発行紙面から)

 

 ――まずはカープとの出会いから

 

 尾関:広島出身で子供のころからカープが身近な存在だったこともありますが、意識するようになったのは父親がイランと戦争中だったイラクに単身赴任してからです。母と妹と3人で暮らしていたのですが、当時はカープが母の心の支えで。勝ち負けや大好きな大野豊さん(現投手コーチ)の活躍で家の雰囲気が変わるような家庭だったんです。なので、わが家では大野さんが父親のような存在でした。ご本人が聞いたら、何のことかと思うでしょうけど…。

 

 水田:私は三重の出身ですが、広島人の父親に幼いころからカープファンとして育てられました。三重というのは全国中継の巨人戦だけでなく、中日戦や阪神戦もテレビやラジオで接することができたので、いい環境でしたね。

 

 ――憧れの選手は

 

 水田:私も大野さんなんです。小学校の文集にも「理想の男性」の欄に「大野豊」と書いていました。クラスメートの女子の多くは光GENJIのメンバーの名前とか書いていましたけど…。カープはもちろん野球そのものが好きで、タッチアップや犠打、スリーバントみたいな普通の女子が知らない野球用語も使いこなしていたので、野球好きの男子からは重宝がられていました。