二軍で復帰も中日・森野悲壮「右手親指もう戻らない」

2015年05月23日 16時00分

二軍戦で三ゴロをさばく森野だが…

 右手親指の骨折で離脱中の中日・森野将彦内野手(36)が21日のウエスタン・リーグ阪神戦(ナゴヤ球場)に「1番・三塁」でスタメン出場したが、守備で問題が発生した。

 

 前日20日の同カードで1か月半ぶりに実戦復帰(代打で1打席)しており、一軍カムバックに向けてのステップアップ。打撃は2打数1安打とまずまずだったものの、2回二死二塁で三ゴロを処理した際に右手に違和感があり、ぎこちないスローイング。「ボールを捕ってから握り替えるときに親指が動かなかった。力の入れ具合が自分の中でズレがあった」というのだ。

 

 実は、ずっと患部の感覚が万全ではなかった、とのこと。そんな中での試合出場だったが、この日の守備で森野はその事実を再認識。「もう同じ形に100%戻るとは思っていない。指が治らないなりに、どうやったらうまくいくか、を考えたい」と悲壮な覚悟も口にした。

 

 これにはチーム内から心配の声が出ている。「森野といえば、打撃ばかりが目立っているように見えるかもしれないが、守備にも相当自信を持っている。いざとなれば、どこでも守れるし、今いる一軍選手と比べても一塁、三塁の守備力は誰よりも安定感があるのに…。親指の状態が元に戻らないというのは本人にとってかなりショックのはず。そのことが打撃にも悪い影響を及ぼしかねない」(チーム関係者)

 

 6月上旬の一軍復帰を目指すという森野。“右手問題”をどうクリアするか、もポイントになる。