巨人フランシスコ“再デビュー”Xデーは?

2015年05月19日 16時00分

本紙カメラマンにピースサインするフランシスコ
本紙カメラマンにピースサインするフランシスコ

 巨人を騒がせているホアン・フランシスコ内野手(27)の“再デビュー”が来月以降に先送りとなった。原辰徳監督は18日、G党の間で話題沸騰中の巨漢助っ人について言及。指名打者での起用を見越し、交流戦後半から再昇格させる可能性を示唆した。ただし、注目はその後の起用法。“問題児”の気になる行き先は――。

 敵地甲子園での阪神戦を翌日に控えた18日、移動の新幹線に乗り込む原監督の表情は晴れなかった。広島、ヤクルトとの6連戦は4勝2敗と勝ち越しに成功したが、結果を振り返れば1点差ゲームが5試合。うち4試合を制したものの、貧打線は相変わらずだ。

 指揮官は「明日からはロースコアにならないよ。打つよ、修一(村田)が打つよ!」と不振の村田を引き合いに打線の奮起を促したが、ポジティブだったのも最初だけ。現在は野手層を厚くするため、一時的に捕手2人制を強いられている。「本来は(捕手)3人がベストだけど、現状チームバランスの中でだらしない選手がいるから仕方ない。どういうメンバー構成が良いのか、開幕からいまだ迷走してるよ」と苦笑いを浮かべてボヤいた。

 首位のDeNAに3差の2位と乗り切れない理由も、リーグ4位の19本塁打と元気のない打線にある。そうなると気になるのは、迫力不足解消の切り札として獲得した新外国人フランシスコの再昇格時期だ。デビュー戦となった広島3連戦(4~6日)で拙守を連発し二軍降格となったが、その後の二軍戦では3本塁打を放つなど、バットでは猛アピールしている。

 ただし守備を重視する原監督は、あくまで慎重だった。来週には交流戦が開幕するが、守備難を度外視できるDH制が採用されるパ球団主催試合は9戦しかない。指揮官は「最初の3試合(29日からの楽天戦)に重きを置くよりは…」と、うち6試合が来月9日以降に組まれていることを重視し、来月9日からの日本ハム、ロッテとのビジター6連戦からフランシスコを“再デビュー”させる考えを示唆した。

 だが、年俸約1億4000万円の助っ人が“交流戦のDH起用限定”ではあまりにコストパフォーマンスが悪い。二軍首脳陣は守備特訓中のフランシスコについて「一塁より三塁向き。減量すれば、十分守れる」とみているだけに、交流戦後はいよいよ村田への“刺客”となる可能性もある。早期昇格は見送られたが、巨漢助っ人の動向からはしばらく目が離せそうもない。

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