鷹ナイン熱望!小久保“最後の猛ゲキ”

2012年09月21日 12時00分

 3位・ソフトバンクは今日21日から、3ゲーム差に迫られている4位・楽天との4連戦に突入する。戦いの舞台は今季1勝5敗と苦手にしている敵地・仙台だが、逆転Vはもちろん、CS進出のために絶対に負けられない。最後の正念場を迎えたチーム内では、キャプテン・小久保裕紀内野手(40)の“最後のカツ”が期待されている。

 

 首位・日本ハムとの差は4ゲーム。残り12試合であることを考えると厳しいが、数字上は逆転の目は残されている。ヤフードームでの先発投手陣の練習を見守った高山投手コーチは「全部勝つつもりでやっていく」と話した。

 

 とはいえ上ばかり見ているわけにはいかない。今日から4連戦を戦う4位・楽天に足をすくわれる危険性もあるからだ。敵地・Kスタは今季1勝5敗と苦手にしており「勝ってるイメージがない」とまで言われている球場だ。現在、楽天とは3ゲーム差。今日の試合を含め、6試合も直接対決が残っている。結果次第ではCS進出すらままならなくなってしまう。

 

 そんな中、チーム内で熱望されているのがキャプテン・小久保の“最後の猛ゲキ”だ。「キャプテン主導の選手ミーティングにしても、一昨年までは結構あったけど、昨季から“もうする必要ない”とやっていないからね。ただ、今は重圧のかかる局面だし、一つのミスが大痛手となる。ここで今季限りとなるキャプテンのゲキがあれば、選手は盛り上がると思う」(チーム関係者)

 

 かつては大事な一戦でふがいない投球をした若手投手に対して「お前はこの試合の重要性が分かってないのか」と説教したり、ミーティングで全力疾走を怠った野手に対して「どうしてだ!」と真剣な表情で迫ったこともあった。ところが最近は“鷹のアニキの説教”が見られなくなっている。連日チームに凡ミスが出ているにもかかわらず、19日の試合後に「いろいろ言いたいことはあるけど、しゃべりたくない。立つ鳥、あとを濁さず」と話すなど、一歩引いた立場をとっている。

 

「選手の本当の力を知っている小久保だからこそ、物足りない思いを感じていることは多いだろう。ただ、今季辞める人間が、あまり言うべきではないという思いがあるのかもしれない」(別の関係者)

 

 ただ、今のナインに鷹のアニキのカツ入れが必要なのも事実。小久保自身、ここ数日ケガに弱い若手選手やイージーミスを犯した投手に対して不満を漏らしているだけに、今日の試合次第ではさっそく最後のゲキが飛ぶかもしれない。