「CSへの文句」モリミチ流の戦略か

2012年09月20日 18時00分

 中日・高木監督が、クライマックスシリーズ(CS)でのG戦に向けて弱気発言を繰り返している。

 エースの吉見が肘頭骨棘(ちゅうとうこっきょく)骨折でCS出場が絶望的になったからだけではない。このまま巨人Vなら、中日がCSファーストステージを突破すれば、CSファイナルステージは敵地・東京ドームでのG戦となるが、老将は今さらながらリーグ優勝チームに1勝のアドバンテージが与えられることを嘆く。

「何で巨人に“ハンディ”があるの。ウチがもらわないといけない。文句を言いたい」「そんなハンディをやってまでやりたくない。ゴルフと一緒だよ。普通は(実力が)下の者がゲーム差によってハンディをもらわなね。巨人にハンディがあって何で向こうの(本拠地)東京ドーム(今季2勝5敗2分け)でやらないかんの。ファイナルもナゴヤドーム(今季39勝16敗7分け)でやらせてほしいよね…」

 強い巨人にアドバンテージがあったら勝てるわけがない、といわんばかりなのだ。

 この“モリミチ発言”には「ハンディキャップがあるのはアマチュアの話。プロにそんなものをつけたらおかしいでしょ」とあきれ顔で話すのはチーム関係者。別の関係者も「監督のただの冗談でしょ」と冷ややかだが、一方で「(弱気になっているふりをする)監督なりの(巨人への)“かく乱作戦”ではないですか」(ある選手)とか「高木監督の発言には何か意図があるはず。落合(前監督)さんの時もそうだったけど、何か意味深な発言すれば、原監督も不気味に思うはずだからね」との声も…。

 果たして、ただのボヤキか、それとも、これもモリミチ流の戦略なのか。中日内でも話題になっている。