日本ハム・斎藤佑樹投手が先発から救援投手に配置転換されることになった。

 斎藤は先月24日のイースタン・ロッテ戦で京大卒のルーキー・田中と投げ合い、4回途中8失点と炎上していた。栗山監督は4日の楽天戦前「短いイニングの方がガムシャラに投げられるし、アイツに合っているかもしれない。(吉村)GMとも話した」。二軍調整中の右腕を配置転換する方針を語った。

 さっそく斎藤は4日のイースタン・リーグ西武戦(鎌ケ谷)で2点リードの9回に5番手で登板し、3者凡退に封じて“プロ初セーブ”をマーク。「(打者が)3人で終われてよかった」と、指揮官の期待に応えた。「2番手じゃなく抑え。ずっと考えていた」と栗山監督。先発としては依然、厳しい状況が続く斎藤は新たなポジションで首位を走るチームに貢献できるか。