「VVグリーン」ユニでソフト連勝

2012年09月19日 12時00分

内川が7号ソロ

 ソフトバンクは18日、西武戦(ヤフードーム)で5—1で制し、3連勝。これで2位に1ゲーム差と肉薄した。この日、先発する予定だった山田が登板を緊急回避するアクシデントが発生したものの“スクランブル先発”した育成出身の二保が奮闘すれば内川が約1か月ぶりとなるアーチを放つなど、チーム一丸となってピンチを克服した。

 鷹のヒットメーカーが火を噴いた。1点差に詰め寄られた直後の3回。先頭の内川は相手先発・菊池の直球をとらえる。打球はライナーで左中間席ぎりぎりに飛び込む7号ソロとなった。

「久々の感触ですね。完璧だったと思います。強い打球を飛ばして塁に出ようと思ってましたけど、打球がいい角度で上がってくれました。取られた後にすぐ取り返せてよかったです」

 右手薬指のはく離骨折後は初の本塁打。久しぶりの余韻に浸りながらダイヤモンドを一周した。自軍の先発・二保が粘りの投球を見せていただけに「二保がピンチを作りながらも踏ん張ってくれてたんで、何とかしたかった」と先輩の意地を見せた。

 プロ入り初先発となった二保も奮闘した。当初この日先発予定だった山田が発熱のため離脱。中2日で緊急登板となった。斉藤投手コーチはさすがに「投球も立ち振る舞いもさすがに初々しいね。それでも、表情から緊張は感じられた」と心配していた。

 2点リードをもらった直後の3回に制球を乱し、2四球で一死一、二塁。中村の中前打で1点返されたが、それ以上点を許さない。母校である九州国際大付高(福岡)時代の恩師・若生監督が一塁側スタンドで見守る中、懸命に腕を振った。

 2安打1失点で3回を投げ終えたところでお役ごめんとなり、2番手の岩崎にマウンドを譲った。二保は「先制点が入った後すぐに点を許してしまったことが悔しい。次の登板への糧になると前向きに考えたい」と次回登板での飛躍を誓った。

 16日の日本ハム戦から3連勝で、貯金は今季最多タイとなる6。西武に1ゲーム差。チーム内には逆転優勝再現の気配も漂っている。

 今回の西武戦では勝負の「VVグリーン」ユニホームを着て2連勝。2年前も9月の西武戦で「カチドキレッド」ユニホームを身にまとって3タテし、奇跡の大逆転Vにつなげた。今日19日も勝ち、再びミラクルを起こす。

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