巨人のポッチャリすぎる新助っ人フランシスコ 素行面の不安露呈

2015年04月27日 20時04分

 巨人の新助っ人ホワン・フランシスコ内野手(27=前レイズ)が27日、川崎市多摩区のジャイアンツ球場で一軍練習に参加した。

 フリー打撃では4本の柵越えを放ち、メジャー通算48本塁打の片鱗を見せつけ、原辰徳監督(56)も貧打解消に期待を寄せた。その一方では不安視された素行面での問題を露呈。来日間もないこともあって首脳陣も大目に見ているが…。

 188センチ、111キロのポッチャリすぎる体格に加え、ひときわ目を引く太鼓腹から繰り出される破壊力はやはり抜群だった。時差ボケを抱えたまま39スイング中、G球場の右翼後方にあるブルペンを超える特大弾を含む柵越えを左右に4発。自慢の長打力を見せつけ「日本の練習の流れがだいぶ分かってきたので、今日は打撃も悪くなかった」と振り返った。

 ケージ裏からフリー打撃を見守った原監督も「サンドバル(レッドソックス)に雰囲気が似てるね。どちらかというと広角(に打てるタイプ)でしょう。(期待するのは)打点だね」と頼もしそうに話した。

 順位はリーグ2位につけてはいるが、打線は25試合で9本塁打、77打点とイマイチ迫力に欠ける。左の新大砲は28、29日のイースタン・リーグの西武戦(ジャイアンツ球場)に出場予定で、指揮官は早ければ5月2日の阪神戦(東京ドーム)から一軍に昇格させる考え。フランシスコのバットにベンチの期待は膨らむばかりだ。

 その一方、この日の新助っ人は噂されていた素行面の不安もさっそく見せた。守備練習では三塁と一塁でノックを受けたが、左手のグラブからは大きな手がはみ出し、明らかなサイズ違いに周囲は失笑。

 さらに三塁から一塁に守備位置を変える際、勝呂内野守備走塁コーチが「ファーストミットはないのか?」と聞くと、フランシスコは「パン、パン、パン」とグラブを叩いて「これでやる」と指示を“無視”した。

 その後、同コーチが打球を左右に散らすことを伝えても、返事すらせず無反応…。取りこぼした球を拾い上げず、足元に“放置”してみたりと、奔放ぶりも目についた。

 白い歯も見えた入団会見から一転、この日のフランシスコは終始ぶぜんとした表情で、帰り際もスマホをいじりながら報道陣を振り切るようにタクシーの車内へ。妙なピリピリオーラに、通訳からは「質問は3つまで!」と異例の“取材規制”がかかるほどだった。

 もちろん、来日したばかりで日本球界の雰囲気に慣れるには時間もかかるだろう。フランシスコの守備力について、川相ヘッドコーチが「思った以上にハンドリングもコントロールもよかった」と言えば、勝呂コーチも「キャッチボールを見ていてもボールの回転が多い」と一様にかばったが…。

 良くも悪くも近年の巨人にはいなかったタイプの新助っ人。しばらくはフランシスコの一挙手一投足から目が離せそうにない。

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