“願掛け”不発で広島CS遠のく

2012年09月18日 14時00分

 広島の“願掛け作戦”が不発に終わった。17日のヤクルト戦(マツダ)は9回に守護神・ミコライオが救援に失敗し、4―5の逆転負け。野村監督は「先発の大竹が6回の無死二、三塁のピンチを抑えて今日はいいものが出ているなと思っていたが、最後の最後に悪いものが出てしまった…」と唇をかんだ。

 

 CS進出をかけた“直接対決”とあってチームでは2つの願掛けが敢行された。「選手はこれ以上ないくらい頑張っているが、やれることは神頼みでも何でもする」(球団関係者)。その一つは気合の“ヤクルトがぶ飲み”だ。チームスタッフが試合前にヤクルト約100本を準備し、「これを飲んでヤクルトに勝とう!」という掛け声とともにナインやスタッフが飲み干した。

 

 また、電車への“お祈り”号令も出た。広島市内では赤でコーティングされ、カープ坊やなどがデザインされている「カープ応援 ラッピングトレイン」という車両が一部のJR線や路面電車で使用されている。「あれを見たら幸運と言われている。見つけたら『CSに行けますように』とお願いするようにしよう」とヤクルト戦を前にスタッフがナインに呼び掛けた。

 

 しかし、ご利益にあやかることなく、痛い敗戦。3位・ヤクルトと4ゲーム差に広がり、自力でのCS進出が消滅した。チーム内からは「後は何をすればいいのか…」と悲鳴が上がっているが、ミラクルを起こすことはできるか。