新人王見えてきた“遅咲きルーキー”

2012年09月21日 18時00分

 ――同郷の牧田(西武)、増井(日本ハム)らが先にプロで活躍。もっと早くプロ入りしたかったとは…

 川端:思わないですね。今で良かったです。もっと早くプロに入っていたら既に引退していたかもしれないですし。その時に入れなかったのは自分に足りないところがあったからだと思ってます。ただ、社会人2年目の時に5球団ぐらいのスカウトが調査に来てたので“(プロ入りが)あるかも”とは思ってました。

 ――結局かなわなかった

 川端:悔しさはなかったですね。僕は“先にプロ入りされたから悔しい”とか“誰かが何か(賞を)取ったから悔しい”とかはないんですよ。結局自分が未熟だっただけと思います。切り替えはすぐにできました。

 ――同級生の長野(巨人)が2010年に新人王を獲得しているが

 川端:彼は大学の時からすごかったですもん。見てて違うなと思いましたよ。自分も新人王? 僕は先のことは意識しません。取りたいなというのがないわけじゃないんですけど、毎試合緊張しているので。それどころじゃないんです。

 ――そうは見えないが

 川端:マラソンみたいなもんです。スタートするまでの時間が緊張するみたいな。そういう感じが毎試合あります。マラソンもスタートしてしまったら走るしかないでしょう? 僕は試合に入ったら“やるしかない”って思ってやってます。

☆かわばた・たかよし=1985年2月4日、静岡県焼津市出身。東海大相模から国際武道大学、社会人野球のJR東日本を経て、2011年のドラフト8位でオリックスに入団。1年目の今季、開幕戦でデビューを果たす。5月22日の阪神戦(京セラ)の初本塁打が満塁本塁打。レギュラーに定着し、9月3日の楽天戦で100安打をマークした。176センチ、80キロ。右投げ右打ち。