楽天のメジャー61発男ガブリエル・サンチェス内野手(31)が21日のソフトバンク戦(ヤフオク)で“忍者盗塁”を決めた。2回二死、一塁走者のサンチェスが盗塁を試みた。タイミングは完全にアウトで、ヘッドスライディングを試みた助っ人はベース前で失速。しかし、水泳のクロールの要領で左腕を回し、タッチをかいくぐりセーフになった。

 捕手のタッチを2度かわして生還したマーリンズ・イチロー外野手(41)を彷彿させる好走塁。得点には結びつかなかったが、スタンドのファンからもどよめきが起こっていた。