連敗レオ奪首失敗も営業ニンマリ

2012年09月17日 12時00分

 西武が16日のロッテ戦(QVC)に敗れ、手痛い2連敗となった。

 先発の山本は初回に岡田、清田に連打を許し失点。2回にも里崎、根本の適時打を浴び3失点と早々とKOされ、これが最後まで響いた。

 日本ハムがソフトバンクに敗れ、勝っていれば首位奪還の可能性もあっただけに渡辺監督は「先発が谷間だったんだけどバタバタして試合が落ち着かなかった。けん制2つ、暴投2つと余分な進塁でもったいない失点だった」と怒りの表情だ。

 混パからなかなか抜け出せないチーム状況に、指揮官はイライラを募らせている。これに対して営業サイドはこの状況になぜかニンマリだ。

「観客動員アップのためには混戦になってくれたほうがいい。去年はホーム最終戦でチームの3位が決まったこともあって終盤の観客動員数が跳ね上がった。今季も最後までもつれてくれれば…」(球団関係者)

 今季の西武は、ここまで本拠地試合の平均観客動員数は東日本大震災の影響を受けた昨季平均の2万2106人を1000人以上も下回っている。今季の伸び悩みは前半戦の低迷が大きく影響しているといっていいだろう。

 混戦の中でぎりぎりまでライバルと争い、最後の最後でリーグ優勝を成し遂げる展開になれば、観客動員の落ち込みを挽回できるに違いない。渡辺監督にとっては胃が痛い日々が続くことになるが、球団サイドはこの調子で混戦が続くことを期待している。