5連敗中の阪神 広島移籍の「新井さん」にSOS

2015年04月11日 11時00分

室内練習場に現れた新井(右)にあいさつした藤浪

 5連敗中の阪神は10日の広島戦(甲子園)が降雨中止。ここ3カード連続の負け越し、チーム打率もリーグ最下位の2割2分1厘と打撃不振が続いており、和田監督は「リセット? その通り」と中止を歓迎した。


 チーム内にも暗いムードが充満しており、球団関係者は「ベンチでも選手の表情が硬い。それを打破して盛り上げるような選手も今はいないし…」とこぼす。というのも昨年、チームを明るくしていた今成はケガで二軍、今成とともに盛り上げ役を買って出ていたゴメスも自身の状態が上がらず、周囲のことまで気にできる余裕はない。ムードメーカー不在の状況も寂しい限りだ。


 そこでナインやチーム関係者が“SOS”を送るのが、昨年までのチームメートの広島・新井貴浩内野手(38)だ。明るく、天然キャラの新井は鳥谷ら年下の選手からいじられ役としてチームを和ませてきた。この日も室内練習場で藤浪らがあいさつに訪れて談笑したが、チーム関係者は「もっと新井さんと触れ合っていけばチームが明るくなる」と期待を寄せている。


 別の関係者も「今日も選手が話し掛けに行ったけど、広島が練習に来た時には引き揚げていた選手も多い。2連戦あるし、飲みに行ったり、それが無理ならグラウンドで話をするのでもいい。ナインもそれを望んでいるし。何とかムードを変えてほしい」と“新井詣で”をすすめた。


 昨年は代打要員にもかかわらず、グラブを熱心に磨いていたことで他の選手から「使わないでしょ!」と突っ込まれ、周囲が爆笑する場面もあった。天然・新井の“癒やし効果”でリラックスできれば、トンネルを抜けられるかもしれない。