中日“セブンティーズバトル”再燃気配

2012年09月18日 18時00分

 中日は14日の広島戦(マツダ)に3-4で9回サヨナラ負け。試合後に高木守道監督(71)は、権藤博投手コーチ(73)の投手起用に不満を口にした。

 

 相手エースの前田健から打線が8回に一挙3点を奪って追いつきながら、その裏の守備では一死二塁で左の代打・前田智に対し、2番手で7回から登板して1失点した右の矢地が続投。指揮官は左の小林正をぶつけるつもりだったが、準備が間に合わなかった。9連戦4戦目のこの日は権藤コーチの方針で田島、ソーサ、山井といった主力のリリーフ陣は休養優先だったからだ。

 

 これに高木監督は「(権藤コーチが)みんな昨日に出してるから今日は使わんと言うもんだから…。でも、小林正を出してくれって急につくらせた。前田(智)だって怒るぜ!」とピクピク。9回から登板の雄太が4安打1失点の大誤算になったことにも「(権藤コーチが推した)雄太では話にならん。諦めとったよ。球が全くきとらんかった」。

 

 同点に追いつきながら勝ちパターンを温存した権藤コーチのやり方が、高木監督は気に入らなかったわけだ。

 

「こんなことは前代未聞だよ。もっと監督と投手コーチは意思の疎通を図らないと。これでは、やってる選手だって戸惑ってしまう」とはチーム関係者だが、高木監督は「これでは同点にならん方が気分的にはよかった」と、ぼやき節全開。“セブンティーズバトル”の再燃気配が、CSに向けて高木竜の大きな不安材料となりそうだ。