高木監督 本音は「広島、頑張れ!」

2012年09月17日 18時00分

 中日・高木守道監督(71)が広島の戦いぶりにヤキモキだ。

 

「何で(広島は12日の巨人戦に)新人(高卒ルーキーの戸田)なんか投げさせたの? CS(クライマックスシリーズ)進出がかかっているんだよ。そんなにピッチャーがいないの?」「(広島がCS進出するには)ヤクルトとの直接対決に勝つしかないか」など、他球団のこととは思えないほど熱が入っている。

 

 高木監督はCSのファーストステージにはヤクルトではなく何としても広島に進出してもらいたいと思っているからだ。中日はヤクルトに対して今シーズン7勝13敗3分け。しかも38勝14敗7分けと無類の強さを誇る本拠地・ナゴヤドームでの戦いですら3勝6敗1分けと負け越しており、まさに顔も見たくない天敵と言える。

 

 対照的に広島は今季対戦成績が13勝5敗2分けのお得意さま。ナゴヤドームで、となれば6勝1敗1分けと勝率はさらにはね上がる。ファーストステージがナゴヤドームで行われるのは確定的なだけに願ってもない相手なのだ。

 

「勝率的には相手は広島の方がいいと言えるかもしれないが、両チームともピッチャーがいいからね。短期決戦では分からんよ」とどちらが相手でもいいような発言もしている老将だが、それは表向き。本音は「広島、頑張れ!」だ。