日本ハムの主砲・中田翔内野手(25)が5日、オリックス戦(京セラ)でプロ2本目となる3号満塁本塁打を放った。

 2―1の5回、二死満塁のチャンスで3打席目を迎えた中田。相手先発のドラフト1位ルーキー・山崎福の甘く入った内角135キロ直球をうまくさばくと、打球は左翼席最前列に飛び込んだ。

 プロ通算109号は、昨年7月25日の楽天戦(コボスタ宮城)以来となる自身2度目のグランドスラムとなった。

「打った瞬間レフトフライだと思った」と思わずバットを叩きつけてしまった中田は「うん、“風に乗った”ね。さすがに満塁の機会を3度も逃したら流れを持っていかれるからね。良い一発だった」と予想外の一発にご機嫌だった。