ノースロー調整を続けているソフトバンクの松坂大輔投手(34)が2日、現状について口を開いた。

 インフルエンザから復帰後、3月29日にブルペンに入ったが、以降はキャッチボールを含めてノースローが続いていた。「肩の感じは例年通りだけど、緩んだところから締まっていくのがいつも通りだと思ったが、投げた後の疲労感が長引いている。先のことは分からないので(今後も)ノースローで様子を見ます」と話した。

 福岡市内の病院でMRI検査も受けていて、田中トレーナー統括は「炎症の所見はなかった。病み上がりで調整段階だったので大事を取ってということ。診断名は特にありません。いわゆる右肩の筋疲労です。個人差もあって、いつから(解禁)とは言えない」と話した。

 今後は日々の状態をチェックして投球再開の時期を模索する。長期化する可能性もあるが、現状は全くの不明だ。この日は工藤監督に現状報告を行った。