チーム屈指の“相場師”だった金本

2012年09月13日 14時00分

【東スポが報じたアニキ伝説】1:チーム屈指の“相場師”

 阪神・金本知憲外野手がモテモテだ。球場から帰宿するタクシーの車中や宿舎でのオフタイムを利用し、ナインやチーム関係者たちが株講座の開講を求めるのだという。「手持ちの株が下がって全然だめなんです。どうしたらいいですか」。こうした悲痛な叫びに対し、チーム屈指の“相場師”でもある金本は「日本の経済はこれからこうなるんちゃうかな」と先行きを予測し、「それなら、これとかあれを買った方がええんちゃうかな」と具体的な銘柄まで取り上げるという。

 米国発の金融不安に端を発した不況はますます深刻化し、2008年9月に約1万3000円だった東京株式市場の日経平均株価は8000円程度にまで大暴落した。株取引を行う多くのナインやチーム関係者が景気悪化の荒波をもろにかぶるなか、金本だけは大禍を逃れている。さすがに儲けることはできないが、この未曽有の経済危機下でも株取引の損失を蚊に刺された程度に抑えたというのだ。

 チーム関係者は「キャンプ中やシーズン中の移動中などでも、金本さんはいつも経済紙や経済雑誌を読んで勉強しているんですよ。現場組の中では一番勉強しているからこそ、今回も大きなダメージを受けなかったのでしょうね」と感服する。今や本業の野球以外でも頼れるアニキとなった。グラウンドではまだまだ鳴りを潜める鉄人だが、株講座の方はすでに全開だ。

(2009年2月8日付紙面から)

 

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