他球団の共同戦線で阪神・大和“潰された”

2015年03月25日 16時00分

虎のカギを握る大和は浮上できるか

 阪神・大和外野手(27)が打撃不振にあえいでいる。オフに打撃フォームを変更したが、これが今のところ、うまくいっておらず、オープン戦は打率1割5分6厘。打線について「下位が出て(1番の)鳥谷がかえすのが一つのパターン」と話す和田監督にとって「8番・中堅」の大和はキー的存在。それだけに指揮官も「(バットを)振れないと勝負にならない。どうしても上体だけではね…」と、その現状を心配している。

 

 これにガッツポーズなのがライバル球団だ。実は、開幕に向けて複数球団が“共同戦線”を張って大和潰しに取り組んでいたというのだ。あるセ球団のスコアラーがこう話す。「大和が機能しなければ、阪神の打線はつながりが一気になくなる。調子がいいと厄介な打者だからね。それが今年は打撃フォームを変えた。そういう時こそ、崩せば混乱するもの。前の打撃フォームにも戻らないし、新しいフォームもおかしくなるからね。しかも大和はもともとムラッ気のある打者で調子を崩しやすい。開幕前の虎の攻めどころ。だから、オープン戦中はみんなで協力して面倒な大和を破壊しようって…」

 

 昨季、シーズン2位からクライマックスシリーズを突破し、日本シリーズに進出した阪神は他球団にとって、引きずり降ろすべきチーム。そんな中、複数の球団が大和の打撃フォーム変更に着目し、オープン戦で徹底マーク。狙い通り、大和の調子を崩すことに成功したというわけだ。

 

 西宮市鳴尾浜での24日の練習では必死に特打を行った大和。「よくなってきていると思います…」と話したが、ここから立ち直れるか。他球団との戦いはすでに始まっている。