日ハムの孝行息子だ中村7回零封

2012年09月10日 12時43分

 日本ハムが2—0の僅差で最下位・オリックスを下し、貯金は今季最多タイの10。8月30日の西武戦(札幌)以来となる零封勝利で、楽天に敗れた首位・西武にゲーム差なしと迫った。

 初回に試合を決めた。先頭・西川が中前打で出塁すると、すかさず杉谷が送りバントを決め、一死二塁とチャンスを広げる。ここで糸井が左前適時打を放ち1点を先制。二死二塁から陽の内野安打で2点目をゲットした。

 この2点のリードを先発・中村、2番手・増井、そして守護神の武田久の投手陣が守り切った。オリックス打線をわずか5安打と付け入る隙を全く与えなかった。2年目の中村は7回を4安打無失点で2勝目をマーク。

「(首位を追撃する)こういう大事な試合で自分にできることができて良かった。これからも自分のやるべきことをしっかりやってチームの勝ちに貢献できたらいいなと思います」と、笑みを見せた。

 栗山監督も“高校息子”の活躍に目を細めた。「今年はストライクが入らないというような嫌な感じが(中村)勝にはない。ここ5試合を見てて全く心配していない。(打線は)点が取れないね。まあ頑張ります」

 ここ3試合は僅差の展開が続いている。栗山監督は「体がおかしくなるよね」と本音をちらり。そのあとで「ただ、こういう勝負ができていることが幸せ」と話した。レオの尻尾を捕まえた日本ハム。ここからの最後の猛追撃を見せる。