脱オレ竜!故障者を公表

2012年01月23日 17時17分

 中日は19日、名古屋市内でスタッフ会議を開き、沖縄キャンプの一、二軍振り分けなどを決めた。一軍スタートは41人で昨季の主力のほかプロ29年目の山本昌、楽天から古巣に復帰した山崎も含まれ、新人ではドラフト1位の高橋周平内野手(18=東海大甲府)が入った。


 加えて、今季からは故障者を公表することになった。昨季まで落合前監督の方針でかん口令が敷かれていたのを変更。佐藤球団代表は「プライベートにかかわること以外は発表することにします」と明言した。


 前体制・オレ竜は8年で4度優勝。故障者情報を一切漏らさなかったことも他球団から不気味がられた。模倣する球団も出てきたほどだが、中日関係者によれば、マイナス要素も大きかったという。


 その一つは選手に精神的な負担を与えていたこと。球団幹部は「周りから故障のことを聞かれてもチーム方針で答えることができない。それが選手には悪いことをしている気になる。後ろめたい気持ちになっていた」と話した。選手ばかりではない。「いくら秘密にしてもどうしてもどこかで情報は漏れてしまう。そうすると犯人捜しが始まっていた」とも。


 選手やチームのムードは悪くなり結局、情報も漏れる…。総合的に考えて、やめるしかなかったわけだ。