オリックスの本拠地・京セラドーム大阪に新名所が誕生する。

 DeNAの本拠地・横浜スタジアムにあったアトラクション「ぶらんこブランコ」がトニ・ブランコ内野手(34)のオリックス入りに伴ってDeNAから無償譲渡されることが、このほど決定。4月3日の本拠地開幕に合わせて京セラドームに設置される運びとなった。球団の担当者は「大きいものなので、どうやって運搬するかを詰めているところです。DeNAカラーなのでウチのカラーにペイントし直さないといけない。安全面の問題もある。乗るところは1か所ですから行列になるだろうし、そのための担当者もつけないといけないですし…」と細部の調整に大忙しだ。

「ぶらんこ――」はブランコがDeNAに加入した2013年に横浜スタジアムの正面の広場「YYパーク」に設置され、ちびっ子ファンに親しまれてきた。大きめのイスがゆりかごのようにつるされ、ブランコの似顔絵やベイスターズカラーに星マークがちりばめられている。京セラドームではリニューアルされた形で2階通路に常設予定だが、移動式とあってイベントなどでグラウンドに運べる利点もある。ブランコも「京セラにできるといいね」と楽しみにしており、今季のファンサービスの目玉になるのは間違いない。

 DeNAでは「ぶらんこ――」が設置されたシーズンに首位打者、打点王の2冠に輝いたブランコ。オープン戦でも徐々に状態を上げてきており、ゲンのいいアトラクションの再登場で、オリックスでも打棒大爆発となる!?