中村GM“泣き落とし”で「鳥谷残留」?

2012年09月08日 11時58分

 阪神は来季に向けた戦力整備が急務とされている。中でも最大の懸案事項となっているのが、内野陣の柱で、野手キャプテンの鳥谷の去就だ。

 投手キャプテンで守護神・藤川と同様にオフの海外FA権行使が有力視され、ネット裏からメジャースカウトの熱視線を浴びている。球団を去れば、中村GMの標榜する“守りの野球”は前進どころか大きく後退する。

 その鳥谷に“異変”が起きているという。もともとメジャー志向が強く、春先には周囲にメジャーへの思いを漏らしていたのが、ここにきて「鳥谷の心境に変化が生まれ始めているのでは?」とチーム内外で言われているのだ。

 鳥谷と親しい関係者はこう話す。「もともと責任感が強い性格。慣れない関西に来て馴染もうと努力もしてきた。そんな選手が今、この状況でチームを簡単に去ることができるかどうか。悩んでいるように感じました。本人も揺れているところはあるようです」。

 確かに今季のチームはすさまじい体たらくぶり。7日の中日戦(ナゴヤドーム)は屈辱の零封負け。野手キャプテンに就任した鳥谷が大低迷の責任を感じているのは想像に難くない。

 そこで中村GMだ。こういった状況なら残留への望みも出てくる。まして中村GMは早大野球部OBとあって球団関係者は「偉大な先輩が頼めば、残留に大きく前進するかも」と期待を寄せた。初仕事は“泣き落とし”となるのか。