DeNA「大物コーチ招聘」プラン消えた

2012年01月23日 16時55分

 DeNA・中畑監督の春季キャンプ構想がまたしても見直しを迫られることになった。


 今年の箱根駅伝で母校・駒沢大学が総合2位。テレビで観戦して「感動した」という中畑監督はすぐさま同じ福島県出身の後輩で飲み仲間でもある駒大陸上競技部・大八木弘明監督(53)に連絡を入れ、沖縄・宜野湾キャンプでの臨時コーチを依頼した。 大八木監督は駒大を2002年から箱根駅伝4連覇に導いた大学陸上界の名将。「足をドンドンつかっていきたい」と、昨季チーム盗塁数31で12球団最下位だった機動力不足からの脱却を狙う中畑監督は、走塁の技術的な指導と勝利に対する執念を、選手たちに説いてもらうつもりだった。

 

 だが大八木監督は「それが…。箱根の結果で東洋大を巻き返さないといけなくなった。沖縄に行くのは難しいですね」とここにきて臨時コーチ就任を断念。箱根駅伝で東洋大に完全優勝を許し、9分2秒も差をつけられたリベンジを果たすべく、春季キャンプがある2月は選手のスカウト活動や強化合宿などで忙殺されるというのだ。


 中畑監督のキャンプ構想としては、宜野湾市立野球場のブルペン増設案が時間的制約で頓挫したばかり。追い打ちをかけるように、後輩による臨時コーチ案も消滅…。監督として臨む初めての春季キャンプは、誤算だらけのスタートとなりそうだ。