大谷 今年のキーワードは「我慢」

2015年02月28日 16時00分

キャンプを打ち上げ、手締めをする大谷(右から3人目)

 日本ハム・大谷翔平投手(20)が3年目のキャンプを打ち上げた。27日、ブルペンで約70球の投げ納めを行った大谷は「この1か月強、しっかり追い込めた。ケガをしなかったですし(点数は)100点でいいんじゃないですか。開幕でしっかり自分の仕事ができるようにまた調整していきたい」と、開幕投手を務めることが決まった開幕戦へ向け覚悟を語った。

 

 大谷がローテーションの1番手として迎える今シーズンは投手としていばらの道が待ち受けている。ルーキーイヤーから3年連続の大役が予想される開幕戦の楽天・則本をはじめ、登板2試合目の4月3日オリックス戦(京セラ)では沢村賞投手・金子…。他にもソフトバンク・摂津、西武・岸、ロッテ・涌井らエース級と投げ合う試合は常にロースコア勝負が前提の投手戦が必至となる。

 

 時には9回を「0」に抑えても勝てない試合、たった1失点が黒星につながる試合も出てくる。そこでどういう姿を相手ベンチ、味方野手に見せるのか…。ロッテでの現役時代に開幕投手を経験している黒木投手コーチは言う。

 

「それは本人も覚悟している。開幕投手の苦しさというのは必ず相手チームの1番手、2番手と投げ合って勝たないといけないということ。ダルビッシュやマー君のように常に圧倒的な投球ができるに越したことはない。ただ、翔平にはやはりハートの強いエースになってもらいたい。もし序盤で崩れてもチームの勝利のためにゲームを作り直せる投手。持っているエンジンは大きいのだから、あとは強靱なハートさえついてくれば大丈夫」

 

 大谷がもう一段上のステージに上がるキーワードは「我慢」ということか。