日本ハムのドラ1・有原はGW明け一軍デビューか

2015年02月27日 16時00分

二軍にいるのは実にもったいない有原

 先発候補10番手に身を潜める日本ハムのドラフト1位・有原航平投手(22=早大)が後方一気の末脚で、5月のゴールデンウイーク明けに一軍ローテーションに食い込みそうだ。

 

 日本ハムは大谷の開幕投手、2番手・メンドーサが確定しながら「残り4枠」の開幕ローテーションが見えてこない。昨年結果を残した上沢(8勝)、中村勝(8勝)、浦野(7勝)の状態が上がらず、武田勝、吉川、木佐貫の実績組と再起を期す斎藤佑の計7投手が低調なダンゴレースを展開しているからだ。

 

 黒木投手コーチは「全体的に実戦登板が練習の延長のピッチングで終わってしまっている。自分との闘いの割合が大きくて打者と勝負できていない。課題はあっていいけど、マウンドに上がったら打者をねじ伏せに行かないと。野手に申し訳ない」と苦言を呈している。栗山監督も「3月に入ったら日程の関係で先発は6人いれば足りるんだけど(2月中には)決めない」と7分の4の決断を先送り。しかし、その一方で二軍スタートとなった有原の状態が上がってきている。

 

 二軍の帰京を翌日に控えた26日、栗山監督は沖縄・国頭の二軍キャンプを視察。ドラ1ルーキーのブルペンを確認した指揮官は「今日は良かった。久々に力を入れてたし、いいボールが来ていた。ここまでは青写真通り。本人に言ったのは『1回作って寒い所に行ってからが勝負』ということ。(状態が)上がり始めたら早いわけだし、今のウチの(先発)状況を考えたら楽しみ」と相好を崩し、GW明けの一軍デビューを示唆した。

 

 大学時代に痛めた右ヒジ痛を考慮し、二軍キャンプに“幽閉”された有原は先発10番手の評価だった。だが、予想以上の仕上がりで「大谷&有原両輪構想」は意外にも早く実現するかもしれない。