楽天 大敗の裏に野村南海「死んだふり作戦」

2015年02月26日 16時00分

 本気なのか、強がりなのか。オリックスとの練習試合(25日、宮崎・SOKKENスタジアム)に1―11と惨敗した楽天で、妙な楽観論が浮上している。

 

 一、二軍の当落線上にいた永井、相原、上園の3投手が17被安打、11失点と大炎上。さすがの大久保監督もおかんむりの様子で「(3投手の)普段の課題が出てこういう結果になった」と3人の二軍降格を即決した。

 

 V奪回を目指す楽天がもっとも警戒しているのがオリックス。首脳陣も「投手陣の陣容を見ても一番、手ごわい。そこに大型補強で打線も強力になった」とみていたが、今年の初対戦でいきなり強さを見せつけられた格好だ。

 

 しかし、ベンチに慌てた様子はない。というのも、首脳陣の中には「あの時の阪急みたいにシーズンでオリックスが油断してくれればいい」との考えがあるからだ。

 

“あの時の阪急”とは、1973年に野村克也監督率いる南海を後期12勝0敗1分けと圧倒しながら、プレーオフ(当時は前後期制)で2勝3敗と涙をのんだチームのことだ。野村監督の「死んだふり」作戦は今でも語り草になっている。

 

 あくまで勝負は開幕後というわけだが、そんなに都合よく事が運ぶかは微妙だ。