巨人 出るわ出るわ!ポレダの不安材料

2015年02月23日 16時00分

緩慢な動きで一塁ベースカバーに遅れたポレダ(右)

 巨人が22日、楽天とのオープン戦(那覇)に1―3で敗戦。2番手で登板したアーロン・ポレダ(28=前レンジャーズ)が不安を露呈した。

 

 4回からマウンドに上がった新助っ人は、まず一塁へのゴロをカバーが遅れて内野安打にしてしまうと、直後にあっさり盗塁を許す。5回二死二塁の場面では、セット動作を静止せず、失点につながるボークを犯した。

 

 さらに走者を置いた場面で、ネット裏の他球団スコアラーが計測したクイック投球は1.4秒台。某球団スコアラーは「三盗も狙えるタイムです」とほくそ笑んだ。さらに「けん制のクセもはっきり出ていますね」と弱点をいきなり見破られてしまった。

 

 ポレダは登板後、ボークを取られた場面を振り返って「日本ではセットポジションに入って止まってから投げるのが常識。そういうことがないように準備したい」と反省したが、本人以上に周囲は危機感いっぱいだ。あるチームスタッフは「修正の必要性を強く説いた方がいい。あのカバーリングを見ていると、必死さが感じられないよ。コーチがこのまま放っておくと、去年のセドンみたいになる」と警告した。

 

 セドンは韓国リーグで一昨年に最多勝を挙げ、ローテ候補として昨季巨人に入団した。だが結果は4勝5敗と期待外れに終わり、1シーズンで退団。不振の大きな理由とされていたのが、マウンド動作の鈍さだった。

 

「球自体は速くて力があるし、聞いていたより制球も悪くない。でも細かい修正点は、正直セドンより多い。コーチ任せではなく、スコアラーや捕手、みんなで寄ってたかって早めに直さないと」(前出のスタッフ)

 

 ポレダについては、斎藤投手総合コーチも「ボークやスチールの対策は立てていかないと…」と早速修正に取り掛かることを示唆していたが…。新外国人のデキはチームの命運を握る。ポレダの“セドン化防止工事”は開幕本番に間に合うか。