イチロー並みに振りまくるオリ糸井に期待と不安の声

2015年02月24日 11時00分

ハッスルしている超人・糸井

 オリックス・糸井嘉男外野手(33)が宮崎キャンプでバットを振りまくっている。通常のフリー打撃以外に特打、マシン打撃、小川打撃コーチとの連日1時間以上にも及ぶロングティー打撃…。その量は他の選手よりも圧倒的に多い。

 糸井は「ボチボチやな」と言うが、キャンプ途中からは禁煙してまで取り組むハッスルぶりに周囲は驚くばかり。「ロングティーは手でボールを上げているので叩く時にボールの反動を利用できない。柵越えするには体全体を使わないといけないので相当疲れると思う。もちろん、パワーアップが目的。1回で200球近いですから。でも彼からお願いされているし、とことんまで付き合いますよ。彼の意識は高い」と小川コーチ。チーム関係者も「もう体が仕上がっている。一番あいつが早いんじゃないか。1日400~500スイングくらいしている。それこそ(オリックス時代の猛練習で知られる)イチロー(現マーリンズ)並みだ。去年のアベレージ(3割3分1厘)よりさらに上を狙える」と話した。

 しかし、昨年は右脇腹痛で苦しいシーズンを送っただけに不安もつきまとう。別の関係者は「ここらでペースを落としてくれたらいいんだけど…。調子がいいのはわかるけど、脇腹はいつまた再発するかわからない。見ていて怖いくらい。周囲に誰もそれを言える人はいないからね」と心配もしている。

「ロングティーは俺の中の普通のメニュー。去年は脇腹やってできんかったけど、前からやっていたこと」と涼しい顔の糸井。そのバットがチームの明暗を左右するだけにオーバーワークにならなければいいが…。