和田監督が二塁争いで上本推しの虎OBに反論

2015年02月21日 11時00分

二塁レギュラーの座を争う西岡(右)と上本

 阪神・和田豊監督(52)が20日、西岡剛内野手(30)と上本博紀内野手(28)の二塁手バトル問題で虎OBたちの意見に真っ向から反論した。OBたちはこぞって「二塁・上本、三塁・西岡」を推すが、指揮官は「白紙」を強調。さらに「西岡が二塁ということも十分ある!」と言い放ったのだ。

 

 

「二塁で勝負できないなら控えでもいい」と背水の決意でケガからの再起を図る西岡と、昨年レギュラーの座を奪った選手会長・上本の正二塁手争い。阪神の沖縄・宜野座キャンプ視察に訪れた虎OBたちは、ほとんどが「二塁・上本、三塁・西岡」を推す。


「西岡には三塁をやらせばいい。上本のほうが守備範囲も広いし、せっかくレギュラーを取った生え抜きなのだから、こちらが二塁で当然」「和田監督も早く西岡と直接話をし、三塁の練習もさせたほうがいい。遅くなってはいけない」「西岡がどうしても二塁しか嫌だ、となれば二軍に落とせばいい」という具合だ。


 虎OBには過去2年結果が出なかった「外様・西岡」への“アレルギー”もあるようだが、これに和田監督は真っ向から反論した。「周りはいろいろ言うだろうけど、まだ結論なんて早い。まだオープン戦もこれからという現段階でどっちもいいんだから決める必要はないと思う。毎日どこかで『西岡が三塁』という意見ばかり聞くけど、西岡が勝って二塁ということも十分あるんだからね」


 西岡と直接の話し合いがない、との手厳しい指摘にも「俺と剛(西岡)はよく話をしている。見えるところではやらないだけで、そんなこと、どこの監督だってやっている。ポジションのこともどうするかとか、剛自身も自分の立場を知っている。だから、仮に三塁となっても心配はしていない!」ときっぱり。


 さらには「今は剛のこだわりを尊重したい。あれだけ今も頑張ってるわけだから。去年(ケガから)三塁で戻ったのも本人にとっては復帰で、復活ではないと思っている。それと上本がレギュラーと決めつけるのもどうか…。広島だって堂林が出てきたからといって安泰のようにはしなかった。それと同じ。今年ウチが一番大事なのはチーム内競争。補強してない分、現有戦力のレベルアップ。今はこれしか頭にない!」と一気にまくしたてたのだ。

 

 これには「よく言った! あくまでどうするかは監督が責任を持って決めること。その姿勢でいい」とフロント幹部。二塁手バトル問題での指揮官の結論が注目される。