ソフト大隣を成長させた内助の功

2012年09月04日 11時00分

 ソフトバンクが4日からの首位・西武との3連戦(西武ドーム)を“3タテ”ローテで臨む。自力優勝の可能性はなくなっても秋山監督は「まだ、何が起きるかは分からない」とあきらめていない。逆転Vに一戦も落とせない中、カギを握るのが大隣憲司投手(27)だ。これまで西武戦の初戦に先発する摂津との二枚看板として別カードで投げていたが、今回は2戦目の山田に続き、前倒しする形で3戦目の先発に投入される。

 もっか7連勝中で12勝4敗と絶好調。防御率1・71はリーグトップだ。メンタルトレーニングにより「何事もポジティブにとらえるように心掛けていることが大きい」というが、そのきっかけとして今でも忘れられないのが、昨オフに結婚した優子夫人とのやり取りだったという。

「奥さんから“私の一生のお願いを聞いてくれる?”って急に切り出されたんですよ。何事かと思って聞いてみたら、メンタルトレーニングを受けてほしいという話だった。僕は性格的に“どうにかなるだろう”というタイプだから、自分では絶対にやろうなんて思わなかったけど、まあ、そこまで言うならと思ってやってみたら、これがすごくよかった。本当に心の底から感謝してます」

 優子夫人の勧めでプロ野球選手の本も熟読するなど、内助の功で急成長を遂げた大隣。何としても逆転Vを愛妻にプレゼントしたい。