白星なし阪神 平田ヘッドにSOS

2015年02月20日 16時00分

ベンチでさえない表情の首脳陣。左から関川コーチ、平田ヘッドコーチ、和田監督、山田コーチ

 阪神は19日のヤクルトとの練習試合(浦添)に9―9で引き分け。9回土壇場で追いつき、敗戦は逃れたものの、ここまで対外試合4試合で1敗3分けと白星はなし。一、二軍の入れ替えも“メンツ不足”でままならずお寒い状況だ。そんな苦境を打破するため期待されているのが平田勝男ヘッドコーチ(55)というのだが…。

 この日の先発は開幕ローテーションの5、6番手に期待されている秋山だったが、2回6安打6失点と炎上。「フォームが一定せず打者と勝負する以前の問題だった」とガックリ肩を落とした。

 その後も2年目左腕・岩貞、17日に一軍入りしたドラフト4位ルーキー右腕の守屋功輝(21=ホンダ鈴鹿)と失点続き…。指揮官は「ヤクルトは去年セ・リーグの中で一番打線が強力だった」とかばうように話したが、若手の底上げを標ぼうしながら、またまた真逆となった結果に苦い表情だ。

 さらに情けないチーム事情も表面化している。和田監督は秋山の今後について「悪かったら入れ替えとか、今はそういうことじゃない」と二軍落ちを否定したが、ある球団関係者はこう話す。「二軍もケガ人がいたりして選手層がカツカツで、選手を簡単に呼ぶことはできないんだよ。二軍だって試合や練習があるからね。それに(交換で)入れ替えるにしても一軍のレベルに達している選手がほとんどいないっていうのもある。だから大きな入れ替えはできないいんだ…」。一、二軍の入れ替えは“メンツ不足”で不可能というのだ。

 そんな状況で期待されているのが平田ヘッドのカミナリ。この日は試合中「何しとるんじゃ!!」と、ある若手に怒声を浴びせていたが、チーム内からは、ふがいない若虎へのさらなる“ケツたたき”が望まれている。「陽気なヘッドだけど、実は怒ると怖い。二軍監督時代は練習中のしごきがすごくて選手を病院送りにしたこともあるくらい。和田監督がそのタイプじゃないだけに、時には鉄拳を一発、二発…とお見舞いしてもいいんじゃないか」(別の球団関係者)

 平田ヘッドは「一軍では二軍の時のようにはできない」と話すが、そんな要望が出るほど、今の虎の現状はお寒いということ。いずれにせよ、このままではヤバイ感じだ。