和田監督 今年は大きいカミナリ落としていくか

2015年02月13日 11時00分

ベンチで戦況を見守る和田監督(後方)

【核心直撃】沖縄・名護市で行われた11日の日本ハムとの練習試合に阪神は1―3と敗れた。今キャンプ初の対外試合に北條ら若手主体で臨んだ打線は5安打とさっぱり。試合後に野手陣は宜野座球場に戻り、1時間を超える居残り特打を行った。今季が背水イヤーながら冴えないスタートとなった和田豊監督(52)の心境はいかに――。

 ――前日(10日)は「試合に入れば、どの試合でも勝つ!と思っていく」と言っていた。試合の結果にははらわたが煮えくり返ったのでは

 和田監督:う~ん、向こうは一軍ばりばりのメンバーでこっちは…となれば、やはり差が出るなあ。やるからには全部勝ちにいってるんだけど。でも、まだ1つ目だから下を向くのは早い。欠点も多く出たけど、ここは良かった、という点もある。若手を伸ばすのは簡単じゃない。

 ――試合後練習は珍しかったが、罰の意味もあったのか

 和田:半分はあるな。練習あるのみ。しかし、ウチの選手は真っすぐが打てないな。ずっとこうだろ。ずっと同じ課題。真っすぐが打てないと相手に自信をつけさせてしまう。ひ弱く見えるから余計、印象も悪くなる。何とかしないとな。

 ――キャンプ中でも若手が目立たない

 和田:トリ(鳥谷)や孝介(福留)ばかりが目立っているよな。2人の状態も良すぎるから、余計、力不足に見えるのだろうけど。若い選手がトリらを見てどう思ってやっているのか。本人らはそうじゃないんだろうけど、やってるだけ…というかな。声ももっと出さないと。声が出ると元気も出るし、練習に集中できる。若手にはよく“凡事徹底”と教えている。当たり前のことを徹底してやることで平凡なことが非凡になる。そして力がつく。これがどこまでやれているか…。結果は別にしても各自がそういった感性をまず持ってくれたらいいんだけどな。

 ――監督がカミナリを落とすなりしないと危機感は生まれないのでは

 和田:叱ることはやっているよ。まあ、監督にはいろんなタイプがあると思う。でも、今年はそうやな、皆がビックリするぐらい、ギャーンと大きいヤツ(カミナリ)を出していくか。こっちも勝負かかってるしな。

 ――確かに今年は負けたら監督自身が一大事…

 和田:分かっているよ。失うもんもないし、思い切ってやる。勝てなかったらどうなるか、その覚悟がないと監督なんてできないから。まあ、頑張るわ!