落合GMの「大島冷遇」せせら笑うライバル球団

2015年02月12日 16時00分

シート打撃で快打連発の大島(中)

 中日は沖縄・北谷キャンプで11日、シート打撃を行い、大島洋平外野手(29)が3打数3安打、2二塁打、2打点と貫禄の結果を出した。それでも「たまたまです。スタートとしてはいいスタートが切れた。まあこれからです」と慎重で、決して表情を緩めることはなかった。

 無理はない。大島はオフの契約更改の席上で「おまえの守備じゃあ、俺なら使わない」と落合GMから酷評を受けた。さらに球団は昨秋のドラフトで、その落合GMの肝いりで社会人から即戦力の左の外野手の友永翔太(23=日本通運、ドラフト3位)、井領雅貴(25=JX―ENEOS、同6位)の2人と新外国人リカルド・ナニータ(33=前メキシカンリーグ)を獲得。大島と競わせる方針を打ち出している。

 昨季、球団最多安打を放ち、ゴールデングラブ賞を獲得したにもかかわらず、厳しい立場に立たされているわけだが、そんな“落合GM指針”をせせら笑っているのがライバル球団だ。

「今日の結果どうこうは別にして、大島と新人を比べたら実力は段違い。レベルどころかラベルが違いますよ。比べるのも大島に失礼だし、新人だって比べられたらかわいそう。大島はリーグを代表する打者。毎年、首位打者争いをして200安打を打とうかというような選手なんですから」とセ・リーグの某スコアラーはあきれ顔で話す。別のスコアラーは「新しい選手もマークはします。けれどレギュラーは大島で間違いないでしょう。それは変わらないです。もちろん、大島の代わりに新人を使ってくれたら逆にありがたいですけどね」とまで…。

 落合GMの狙いが、大島を発奮させることなら問題はないのだろうが、本当に「大島外し」に走るようでは、他球団が利するだけのことになりかねない。

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