阪神のトーマス・オマリー打撃コーチ補佐(54)がマット・マートン外野手(33)、マウロ・ゴメス内野手(30)と3人で歌う「六甲おろし」CDの発売に燃えている。

 もともとオマリーコーチ補佐の“夢プラン”のひとつだが、ここへきて「今年こそ頑張る!」と、さらに鼻息が荒くなったのには理由がある。それはデジタルリマスター盤で昨年9月に再発売された、同コーチ補佐が現役時代に1人で歌った「六甲おろし」収録の「オマリーのダイナミック・イングリッシュ」(ポリスター)が11日、NHKFMの番組「プロ野球ソング三昧」にメーン扱いでオンエアされたこと。オマリーコーチ補佐は「皆に聴いてもらえるとうれしい」と大喜びし、番組で再び好評となれば、今度は念願の3人による「六甲おろし」CDも前進するかもしれない、と考えているのだ。

 すでに同コーチ補佐は昨年のCD再発売後、ゴメス、マートンの2人に一緒に歌うことに「OK!」の返事をもらい、トリオ名“スリーアミーゴス”(仮称)を結成しており、とにかく、ヤル気満々。果たして実現となるか。選手への熱い指導に定評あるオマリーコーチ補佐だが、グラウンド外でも熱くなっている。