谷繁監督が堂上を“無視”する意図とは

2015年02月10日 16時00分

谷繁監督はショートのレギュラーに誰を指名するか

 中日で谷繁元信監督兼捕手(44)の発言が話題になっている。それは、あるテレビ番組でレギュラーが決まっていない遊撃手について聞かれた際に「三ツ俣、(ドラフト7位)新人の遠藤(一星内野手=25、東京ガス)、それから二軍キャンプに亀沢(現在は一軍)、溝脇もいます。彼らで争っていくことになると思います」と答えたこと。来日時に体重オーバーの調整不足で二軍落ちしたエルナンデスはともかく、有力候補のはずの9年目・堂上直倫内野手(26)の名前がすっかり抜け落ちていたからだ。

 

 三ツ俣は昨季途中にオリックスから移籍の選手で実績はほとんどない。遠藤は新人だし、亀沢は昨年までソフトバンクの育成選手で、溝脇は高卒3年目。だが、指揮官は単に堂上を忘れたわけではないようで、その後に別の番組で同じようなことを聞かれても、その名前を出していない。これにチーム内では「何か意図があるんじゃないか」とささやかれている。

 

 実際、あるコーチは「監督もナオミチ(堂上)の力量についてはもうすでに分かっている」と言う一方で「ナオミチだってもう若くないんだ。やらないといけないということ。それは本人も分かっているだろ」と意味深に話す。2008年からつけていた背番号「1」をオフに剥奪され、今季からは戦力外で退団した兄の剛裕(現巨人育成選手)がつけていた「63」を背負う堂上。指揮官があえて、その名前を出さない裏には「今年ダメなら終わっちゃうぞ」との叱咤が隠されているのかもしれない。