復活期す斎藤佑に他球団は冷ややか

2015年02月09日 16時00分

紅白戦での投球を終え、ベンチに引き揚げる斎藤佑(左から2人目)

 先発候補10人の中で開幕ローテーション入りを目指す日本ハム・斎藤佑樹投手(26)が、8日の紅白戦に初登板した。2回、打者8人に33球を投げて1安打1失点(自責0)ながら、斎藤は「ストライクゾーンの中で勝負することをテーマにやっていましたが納得はしていない。フルカウントにしてしまった場面もあったので、今日に関しては収穫はない」と辛口の自己採点。次回登板予定の14日のDeNA戦(名護)に向けて「今日の全てを修正してやりたい」といら立ちをあらわにした。

 

 そんな斎藤を栗山監督は「(直球が)ああいう感じであれば、斎藤佑樹らしいピッチングができると。今日の内容がすごく悔しいと思えていることがいい」とポジティブに捉えていたが、ライバル球団の偵察部隊の評価は冷ややか。この日まで3日間、日本ハムキャンプに密着している西武・福島スコアラーは「佑ちゃんはよく分からなかったね。昨年と変わった点? ないです。ただ肩の不安はなさそうに投げている感じ」と分析。それどころか「(5人対戦した)左打者の外へ逃げていくシンカーのような球があればね。近藤に投げたシュートのような球を外角低めに投げて、外から入ってくるスライダーと組み合わせたら効果的になるのでは」と敵に塩を送る余裕まで見せた。

 

 昨年は7月31日のロッテ戦で785日ぶりの勝利を挙げたが、終わってみれば2勝止まり。5年目の今季も、斎藤にとって平坦な道ではなさそうだ。